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2023.10.02
角層が硬くなる時の真皮への影響
本多電子㈱・豊橋技術科学大学・資生堂による「第31回国際化粧品技術者会横浜大会」発表です。
「肌内外3D弾力イメージング技術」を使って、角層が硬くなる時の真皮への影響を確認しました。
角層が硬く柔軟性を失うと、真皮の変形が大きくなり、表情などで皮膚が動く際のストレスが大きくなります。
これまでの研究で、真皮に加わるストレスがコラーゲン分解酵素を増やすという事が知られています。
これらのストレスはシワの根本原因である、2層(角層と真皮)の肌ギャップの進行にも繋がると考えられます。
対策となる研究では、シワ改善の効果が認められている「レチノール」に、角層を柔らかくする効果があることが今回の研究で発見され、シワ進行を防ぐ新たなアプローチをみいだしました。
記事は以上です。
レチノールには細胞賦活の効果がよく知られていて、内側から細胞新生によってふっくらとシワを改善するイメージがありましたが、今回の発見でシワ予防にもつながるようですね!
ただ、レチノールには刺激性もあるので注意して使う必要もあります。
私たちも配合には細心の注意をして、ボランティア様たちと刺激テストをくり返しながら評価をしております。
また、そもそも角層を硬くしない方法として、一番効果的な方法は保湿です。
日中のエアコンなどによる乾燥対策や、特にお風呂上りなど肌水分量が急激に減少する前に、化粧水・美容液等でしっかり肌を保護してくださいね。
いかがでしたか?日ごろのスキンケアに役立てていただければ幸いです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます^^
今後も気になる情報をご紹介していきますので、お楽しみに。。。
新しい原料情報や美容に関する情報を紹介させていただきます。